2006年 05月 11日
信号を守る上海人
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そんな状態ですから歩行者も信号など関係なく渡れる時に道路は渡るが中国における鉄則でした。実際、北京に住んでいたときに赤信号でぼうっと待っていたら、交通整理係りのおじさんに早く渡れと指導されたほどです。
ところがです、上海では4月の中頃から警察官が赤信号で渡る歩行者を取り締まるようになりました。違反すると、その場で50元の罰金だそうです。取り締まりが始まった頃に全国ネットのニュースで、その様子が放映されました。極めつけは、一人の女性が取り締まりの警察官に食ってかかり手で警官をはねのけたために拘留された様子が流れたことです。テレビのニュースの効果は抜群で、最初はどこの信号でもちゃんと信号を守る人が多かったです。
さすがに最近は慣れてきたのか警官が居なければ渡ってしまえというモードになってきたように思えます。ただ、写真のように警官が常時張り付いていて取り締まりを行っている交差点が市内には沢山あります。さすがに、そこでは写真のごとく皆おとなしく信号が変わるのを待っています。時折、警官に気づかない慌てものか事情を知らない余所ものが、その餌食になっている姿が見られます。
しかし、歩行者の取り締まりを強化するより自動車の方を何とかしてほしいと思うのですが、、、
by chinabrowse
| 2006-05-11 21:39
| 中国的生活