2004年 12月 18日
携帯電話事情
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現地に行ったら必ず携帯電話を買わなければならないので、インターネットの情報を中心にいろいろ拾い読みをしています。現地の状況は到着してからレポートするとして、今回は日本と世界の携帯電話事情で今までに分かったことを書いてみます。
日本だけが独自仕様だった - 現在主流の携帯電話というのは世界中おしなべて GSM という方式を使っているのだそうです。北米とその他の地域で使用周波数に違いがあるものの方式は統一されているため世界中で同じ機種が出回っていたり、あるいは自分の携帯を持って他の国で使用することも比較的簡単なんだそうです。良し悪しは一概には言えませんが、某巨大企業主導の下に独自仕様になっているのは日本だけみたいです。日本でも海外でも使用できる携帯電話というのは存在していますが機種が限定されているのは、そういう理由からでしょう。
これから普及するであろう第3世代携帯電話 W-CDMA では共通の基盤になるようです。
世界ではプリペイドが主流 - 最近、日本では肩身の狭くなっているプリペイド方式の携帯電話ですが、世界ではプリペイドの方が主流だそうです。反面、日本のように携帯本体は 0 円です、みたいなビジネスモデルは世界では一般的ではありません(プリペイドカード沢山買うと本体割引みたいなのは存在する)。中国でもパケット定額みたいなのがあって、そういうのはポストペイの契約みたいですし、どちらが良いのかは判断しにくいです。ただ、短期の滞在者にとってはプリペイド制度があると大変助かります。日本のプリペイドも無くしてほしくはないものです。
ローミングと SIM - もし携帯電話を持って世界を渡り歩くという場合、それが短期ならば携帯電話会社が提供しているローミングというサービスを利用して他の国でも通話するということが出来ます。ただしこれは普通の通話料と比べてかなり高くなります。
滞在期間が長い場合は現地の携帯電話会社の SIM カードを購入して自分の携帯電話に挿して普通にローカルな電話として使用するというスタイルが一般的だそうです。これも GSM 方式が広く普及しているおかげなのでしょう。ただし携帯電話によっては SIM ロックというものがかかっていて特定の携帯電話会社の SIM しか受け付けないものもあるそうなので注意が必要です。これは日本の場合と似ていて携帯電話会社の縛りをかけて、本体価格を安価にするという仕組みがあるみたいです。
スマートフォン - 日本だけスマートフォンが出回っていないと思っていたら、最近になって (2004年12月) Nokia 6630 (海外では GSM, 日本では WCDMA として使えます、Vodafone 702NK というのが日本の Vodafone 専用バージョン) が出ましたね。以前から海外では Palm OS が載った携帯電話が出ていてうらやましく思っていました。スマートフォンを簡単に言ってしまうと PDA + 携帯電話というところです。載っている OS の種類は概ね3種類で、先にあげた Palm OS, Windows それと Symbian OS というのがあります。どれも PDA としてすでに実績のあるのものです。Symbian というのは日本では馴染みがありませんが PSION という PDA が出発点です。先にあげた Nokia 6630 は、この Symbian OS を使用しています。私も Symbian に興味が沸いてきて OS の解説書なども買ってしまいました。
海外携帯電話通の方々はスマートフォンを持つのを趣味としている方々が多くいてインターネット上に色々と面白い情報があります。私も中国に行ったらスマートフォンを買ってみたいです。
参考リンク:
グローバル・モービル・フォン・クラブ
亜州モバイル人柱隊
日本だけが独自仕様だった - 現在主流の携帯電話というのは世界中おしなべて GSM という方式を使っているのだそうです。北米とその他の地域で使用周波数に違いがあるものの方式は統一されているため世界中で同じ機種が出回っていたり、あるいは自分の携帯を持って他の国で使用することも比較的簡単なんだそうです。良し悪しは一概には言えませんが、某巨大企業主導の下に独自仕様になっているのは日本だけみたいです。日本でも海外でも使用できる携帯電話というのは存在していますが機種が限定されているのは、そういう理由からでしょう。
これから普及するであろう第3世代携帯電話 W-CDMA では共通の基盤になるようです。
世界ではプリペイドが主流 - 最近、日本では肩身の狭くなっているプリペイド方式の携帯電話ですが、世界ではプリペイドの方が主流だそうです。反面、日本のように携帯本体は 0 円です、みたいなビジネスモデルは世界では一般的ではありません(プリペイドカード沢山買うと本体割引みたいなのは存在する)。中国でもパケット定額みたいなのがあって、そういうのはポストペイの契約みたいですし、どちらが良いのかは判断しにくいです。ただ、短期の滞在者にとってはプリペイド制度があると大変助かります。日本のプリペイドも無くしてほしくはないものです。
ローミングと SIM - もし携帯電話を持って世界を渡り歩くという場合、それが短期ならば携帯電話会社が提供しているローミングというサービスを利用して他の国でも通話するということが出来ます。ただしこれは普通の通話料と比べてかなり高くなります。
滞在期間が長い場合は現地の携帯電話会社の SIM カードを購入して自分の携帯電話に挿して普通にローカルな電話として使用するというスタイルが一般的だそうです。これも GSM 方式が広く普及しているおかげなのでしょう。ただし携帯電話によっては SIM ロックというものがかかっていて特定の携帯電話会社の SIM しか受け付けないものもあるそうなので注意が必要です。これは日本の場合と似ていて携帯電話会社の縛りをかけて、本体価格を安価にするという仕組みがあるみたいです。
スマートフォン - 日本だけスマートフォンが出回っていないと思っていたら、最近になって (2004年12月) Nokia 6630 (海外では GSM, 日本では WCDMA として使えます、Vodafone 702NK というのが日本の Vodafone 専用バージョン) が出ましたね。以前から海外では Palm OS が載った携帯電話が出ていてうらやましく思っていました。スマートフォンを簡単に言ってしまうと PDA + 携帯電話というところです。載っている OS の種類は概ね3種類で、先にあげた Palm OS, Windows それと Symbian OS というのがあります。どれも PDA としてすでに実績のあるのものです。Symbian というのは日本では馴染みがありませんが PSION という PDA が出発点です。先にあげた Nokia 6630 は、この Symbian OS を使用しています。私も Symbian に興味が沸いてきて OS の解説書なども買ってしまいました。
海外携帯電話通の方々はスマートフォンを持つのを趣味としている方々が多くいてインターネット上に色々と面白い情報があります。私も中国に行ったらスマートフォンを買ってみたいです。
参考リンク:
グローバル・モービル・フォン・クラブ
亜州モバイル人柱隊
by chinabrowse
| 2004-12-18 16:47
| 海外赴任