2005年 05月 20日
柳絮 (りゅうじょ)
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タイトルは柳の種子が綿毛をともなって飛び散る様子を指します。中国語でその漢字表記を覚えたのですが、実は「りゅうじょ」という読みで広辞苑にも載っている日本語でもあります。
北京の春の風物詩ともいえるもので、この春久しぶりに体験しました。20年ほど前に北京を始めて訪れた時にも、この「りゅうじょ」を見ていたのを懐かしく思い出しました。そんなノスタルジックな気分に浸るのもつかの間のことで、街を歩いているとだんだんうっとうしくなって来ます。そんなことをつづったブログと中国の人によるエッセイを一編づつ紹介します。
*あみの中国語ブログ*の春に降る雪、ヤナギのワタ (春天的柳絮特别烦人)の写真はすごいです。私は、ここまですごい状態には出会ったことはありません。しかしながら、オフィスなどの内部まで入り込んでいたりと、そのすごさは良く分かります。ほんとに風情などと言っている場合ではないのです。
もうひとつは朝日新聞に載っていたものです。「柳絮(りゅうじょ)舞う時」という于 前(YU QIAN)
さんによるフォトエッセイです。この中に出てくる会話に中国らしさを感じます。政治科の授業の風景を通して今と昔の中国の変化を感じ作者自身が戸惑いと郷愁を感じるきっかけとなった「りゅうじょ」は、遠く離れた場所からは美しい風景となり、北京に暮らす人には厄介なもの。その対比が面白いです。
因みに、このエッセイの中で作者の甥か姪かが電話で歌ったのが「老鼠爱大米」の替え歌です。歌詞の内容はおぼろげにしか私は理解していないのですが、とても楽しい歌です。小さな子供から大人まで楽しめるラブソングで、メロディーも良いしほのぼのした良い曲です。ツボを押さえて日本語でカバーするのは難しそうですが、誰か日本でカバーしてほしいものです。
北京の春の風物詩ともいえるもので、この春久しぶりに体験しました。20年ほど前に北京を始めて訪れた時にも、この「りゅうじょ」を見ていたのを懐かしく思い出しました。そんなノスタルジックな気分に浸るのもつかの間のことで、街を歩いているとだんだんうっとうしくなって来ます。そんなことをつづったブログと中国の人によるエッセイを一編づつ紹介します。
*あみの中国語ブログ*の春に降る雪、ヤナギのワタ (春天的柳絮特别烦人)の写真はすごいです。私は、ここまですごい状態には出会ったことはありません。しかしながら、オフィスなどの内部まで入り込んでいたりと、そのすごさは良く分かります。ほんとに風情などと言っている場合ではないのです。
もうひとつは朝日新聞に載っていたものです。「柳絮(りゅうじょ)舞う時」という于 前(YU QIAN)
さんによるフォトエッセイです。この中に出てくる会話に中国らしさを感じます。政治科の授業の風景を通して今と昔の中国の変化を感じ作者自身が戸惑いと郷愁を感じるきっかけとなった「りゅうじょ」は、遠く離れた場所からは美しい風景となり、北京に暮らす人には厄介なもの。その対比が面白いです。
因みに、このエッセイの中で作者の甥か姪かが電話で歌ったのが「老鼠爱大米」の替え歌です。歌詞の内容はおぼろげにしか私は理解していないのですが、とても楽しい歌です。小さな子供から大人まで楽しめるラブソングで、メロディーも良いしほのぼのした良い曲です。ツボを押さえて日本語でカバーするのは難しそうですが、誰か日本でカバーしてほしいものです。
by chinabrowse
| 2005-05-20 18:54
| 中国的生活