2006年 05月 27日
星巴克咖啡 スターバックス
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初めて日本でスタバに入ったのは1999年に赤坂でだったと思います。中国にスタバが進出したのも同じころと聞いています。そこから考えても、いかに早くから広範囲に展開し急速に店舗数を伸ばしているかがうかがえます。
上海でもスタバは増え続けています。オフィスから5分とかからない距離に3店舗有ります。それでも、どの店舗も十分に客が入っているように見えます。スタバ以外でコーヒーを楽しめる店もいくつかありますが、どれも日本に昔良くあった食事も出来る大型喫茶店タイプです。コーヒー一杯の値段もスタバで一番安いコーヒーが12元であるのに比べると少々高いです。また西欧人が朝や昼食後にコーヒーを楽しむようなタイプの店ではありません。
観光地、ホテル、空港を除く中国のお店で、ほとんど唯一気軽に英語を使える店であることもスタバが中国で成功している要素かもしれません。店員は当然、アルバイトでしょうが、おそらくは英語のスキルが採用のポイントになっているのでしょう。全員が高い英語力を持っているわけではないのですが、英語で話しかけて怪訝な顔をされることがないだけでも安心です。そうやって、外人の多い町に重点的に出店しているようです。しかしながら、実際の店内を見てみると西欧人の比率が未だ高いのは間違いありませんが、ビジネス街で働く中国の人たちの姿も見られます。どれだけ中国の人にスタバが浸透していけるかが、今後の発展の鍵なのでしょうね。
本題から外れますがスタバの中国名「星巴克咖啡」って面白いですね。外国のブランドや商品の名前を中国名にするのには、音訳と意訳がありますが、これはハイブリッド型です。最初の「星」は意訳、後ろの「巴克」は音訳になっています。
by chinabrowse
| 2006-05-27 20:15
| 中国的生活